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2010年4月

2010年4月の記事一覧です。

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鹿児島産業保健推進センター メールレター 2010/04/01
発行:鹿児島産業保健推進センター 所長 川元孝久

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鹿児島産業保健推進センターからのメッセージ

「受動喫煙防止対策について」

厚生労働省は、都道府県知事等に対し、2月25日に「受動喫煙防止対策について」に関する健康局長通知を、出しました。  現状の職場における禁煙対策が十分でないと指摘しながら、たばこ特有の事情として、化学物質と異なり、喫煙する人が発生源である点や接客業等で労働者の ばく露を完全に防げない点などから、受動喫煙防止対策は現行の労安法になじみにくいともしています。
しかしながら、今後の受動喫煙対策の基本的な 方向性としては、受動喫煙による健康への悪影響を排除するために、官公庁、医療施設のほか、学校、百貨店、飲食店など多数の人が利用する空間については、 原則として全面禁煙とすることとなりました。一方、全面禁煙がきわめて困難な場所等においては当面施設の態様や利用者のニーズに応じた適切な受動喫煙防止 対策を進め、将来的に全面禁煙への移行を求めるとしています。また、健康増進法では、受動喫煙を「屋内又はこれに準ずる環境において、他人のたばこの煙を 吸わされること」と定義し、屋外であっても子どもの利用が想定される公共的な空間では、受動喫煙防止のための配慮を求めています。

相談員からのメッセージ

「最近の事業場におけるメンタルヘルスへの取り組み」

基幹相談員 (担当分野:メンタルヘルス)福迫 博

以下の記述は、当クリニックを受診する患者さん方を通じて、私が勝手に想像する事業場におけるメンタルヘルス事情である。
厚生労働省の通達や労働基準監督署の指導・監査などもあるためか、大手企業は過剰とも思えるほどの対策を講じている事業場もあり、主治医の休職・復職に関する意見書・診断書がそのままでは採用されない頻度が増えている。産業医、産業保健スタッフ、人事・労務管理者が関与するケアが適切に働いているとも考えられる。
一方で、公務員(教員を含む)でも月100~200時間の超過勤務を行っている者もいる。中小企業に勤務する者は、コンプライアンスが低い傾向がある。就業規則を熟知し、福利厚生の充実した事業場に勤務するのが良い選択であると思われるが、現在の就職難事情を考えると、そのような選択が可能な人は多くはないのであろう。

おすすめ教材(無料貸出し等)

当センターでは、産業保健に関する図書・ビデオ・DVDを閲覧できます。図書・測定機器は無料貸出も行っておりますので、是非ご利用ください。(ビデオ・DVDは、センターでの視聴のみ)

安全運転 こころが決め手-運転適性と交通事故- (DVD、24分:0-156)

4月6日~15日は「春の全国交通安全運動」期間です。

  • 事故原因の上位を占める「ボンヤリ・いい加減運転」
  • 事故に結びつきやすい性格のタイプとその対策
  • その他の問題事例とその対策
  • こんな人たちが事故や違反を繰り返す
新人・若手社員のセルフケア~ストレスと上手につきあうスキル~ (ビデオ、20分:7-71)

仕事に慣れていない新人や若手の頃は、自分の能力への悩みや人間関係など、ストレスの種は尽きません。むしろストレスが あるのが当たり前のことです。ストレスに押しつぶされることなく上手につき合う方法を豊富な事例を元にわかりやすく紹介します。 

4月のセンター関連行事

  • 4月 1日(木):メールレター第85号 配信
  • 4月16日(金):災防団体等代表者会議
                    第38回労働衛生研究会

研修セミナーのご案内

すべてのセミナーにどなたでもご参加いただけます。

(4月)

       ▽ 4月 6日(火):作業環境管理と事務所衛生環境測定(実技)

       ▽ 4月15日(木):うつ病の基礎講座

       ▽ 4月22日(木):アスベストによる健康被害

(5月)

       ▽ 5月 7日(金):長時間労働者の面接指導

       ▽ 5月15日(土):作業環境測定と事務所衛生環境測定(実技)

       ▼ 5月19日(水):リスクアセスメントの概要と演習

       ▽ 5月26日(水):双極性障害

       ▽ 5月26日(水):労働衛生関係法令

(6月)

      ▽ 6月15日(火):作業環境管理と熱中症予防のための環境測定方法(実技)

      ▼ 6月25日(金):メンタルヘルス・カウンセリングのコツ~メンタルヘルス・カウンセリングのいろいろ~

      ▽ 6月30日(水):健康診断の結果と事後指導

 

▽…産業医対象で、産業医認定単位があります。
▼…衛生管理者、産業医対象ですが、産業医認定単位はあります。
○…保健師対象ですので、産業医認定単位はありません。

所長より一言


平成22年度が今日から始まります。国の予算が、いわゆる借金の国債発行で成立したものの、景気の回復が遅く、また社会保障制度の改革等も進まず、不安を覚えます。

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一方、労働者の生活を守るために、雇用対策と景気の回復を祈っていますが、リーマンショックに始まった世界的な金融危機から経済不況はなかなか改善しません。このような中、国民生活はゆとりを少なくし、残業の増加等労働環境は一層厳しくなり、県内の新卒者の2月末時点の就職内定率が前年比大幅減となっています(鹿児島労働局)。
ところで、労働者にとって職場は生活の一部であると言えます。生活の場である職場が粉じんなどで汚れていたり、臭気がしたり、暑すぎたり、暗かったり、騒音でうるさかったりするほか、不自然な姿勢での作業環境などは、労働者の疲労やストレスを増加し、仕事の能率低下を招いています。しかも近年、女性の職場進出や中高年労働者が増えていることから、労働者の健康や生活を守るため、人間関係を含めた快適な職場環境づくりが重要であります。快適な職場づくりにタバコの喫煙問題があります。貴事業場での受動喫煙防止対策等の取り組みは進んでいますか。

お知らせ

定期健康診断における有所見率の改善に向けた今後の取組について

~働く方に対する保健指導、健康教育等の取組を促進することで定期健康診断の有所見率を改善し、過労死を予防します~
(報道発表:平成22年3月25日付、厚生労働省労働基準局安全衛生部より)

  • 労働安全衛生法に基づく定期健康診断の有所見率の過去10年の推移を見ると、平成11年の43%から年々増加し、平成20年には51%へと初めて5割を超えたこと等から、働く方々の健康の確保、有所見率の改善の促進に向けた今後の取組の概要が、厚生労働省より発表されました。
  • 有所見率=所見のあった人数(他覚所見のみを除く)/受診者数×100(但し、健康診断結果報告義務のある、労働者数50人以上の事業場のデータである。)

詳細 » http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r985200000055uh.html

関係通達 (平成22年3月25日付け、基発0325第1号) »
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r985200000055uh-att/2r985200000055w8.pdf

厚生労働省動画チャンネル「YouTube」
石綿による病気に罹った労働者・ご遺族への労災補償・救済制度について

平成22年3月24日付で厚生労働省より発表されました。

詳細 » http://www.youtube.com/watch?v=IpFoSULUW8g

社会福祉施設における安全衛生対策マニュアル及び安全衛生対策テキストについて
~腰痛対策とKY活動~

平成22年3月17日付で厚生労働省より発表されました。

  • 安全衛生対策マニュアル

詳細 » http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/anzen/0911-1.html

  • 安全衛生対策マニュアル

詳細 » http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/anzen/0911-2.html

 

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