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平成29年度「過労死等の労災補償状況」(厚生労働省)

1 脳・心臓疾患に関する事案の労災補償状況
  (1)請求件数は840件で、前年度比15件の増となった。
  (2)支給決定件数は253件で前年度比7件の減となり、うち死亡件数は前年度比15件減の92件
         であった。
  (3)年齢別では、請求件数は「50~59歳」290件、「60歳以上」239件、「40~49歳」230件の
         順で多く、支給決定件数は「40~49歳」と「50~59歳」97件、「60歳以上」32件の順
         に多い。
(4)時間外労働時間別(1か月又は2~6か月における1か月平均)支給決定件数は、「評価期間
         1か月」では「100時間以上~120時間未満」42件が最も多い。また、「評価期間2~6か月
         における1か月平均」では「80時間以上~100時間未満」96件が最も多い。

2 精神障害に関する事案の労災補償状況
  (1)請求件数は1,732件で前年度比146件の増となり、うち未遂を含む自殺件数は前年度比23件増
         の221件であった。
  (2)支給決定件数は506件で前年度比8件の増となり、うち未遂を含む自殺の件数は前年度比14件
         増の98件であった。
  (3)年齢別では、請求件数は「40~49歳」522件、「30~39歳」446件、「20~29歳」363件、
         支給決定件数は「40~49歳」158件、「30~39歳」131件、「20~29歳」114件の順に多い。
  (4)時間外労働時間別(1か月平均)支給決定件数は、「20時間未満」が75件で最も多く、「160
         時間以上」が49件であった。
  (5)出来事(※)別の支給決定件数は、「(ひどい)嫌がらせ、いじめ、又は暴行を受けた」88件、
         「仕事内容・仕事量の(大きな)変化を生じさせる出来事があった」64件の順に多い。

3 裁量労働制対象者に関する労災補償状況
  (1)平成29年度の裁量労働制対象者に関する脳・心臓疾患の支給決定件数は4件で、すべて専門業務
         型裁量労働制対象者に関する支給決定であった。
  (2)精神障害の支給決定件数は10件で、うち専門業務型裁量労働制対象者に関する支給決定が8件、
         企画業務型裁量労働制対象者に関する支給決定が2件であった。

詳細
脳・心臓疾患に関する事案の労災補償状況
  https://www.mhlw.go.jp/content/11402000/H29_no1.pdf

精神障害に関する事案の労災補償状況
  https://www.mhlw.go.jp/content/11402000/H29_no2.pdf

裁量労働制対象者に関する労災補償状況
  https://www.mhlw.go.jp/content/11402000/H29_no3.pdf