お知らせ

労災疾病等医学研究普及サイトのご案内~「じん肺」~(労働者健康安全機構)

労働者健康安全機構では、労働災害の発生状況や行政のニーズを踏まえ、労災補償政策上重要なテーマや新たな政策課題について、時宜に応じた研究に取り組んでいます。 今回は「じん肺」についてのご紹介です。

■ 「じん肺」とは
じん肺とは石炭などの炭素原料や、アルミニウムなどの金属の粉じんを吸うことで、肺が硬くなり、
呼吸が困難になる疾病です。代表的な症状は咳、痰、喘鳴、息切れです。また、じん肺にかかると
肺結核や肺がんなどの合併症への罹患リスクが増大します。

■ じん肺の状況について
sじん肺は現在、じん肺健康診断などの制度が整備されたため、患者数自体は減少傾向にあります。
しかし、現在も55万人の労働者が粉じん作業に従事しているため、じん肺について研究を行い、
疾病について解明していくことは、労災を防止するためにも、労災を迅速に認定するためにもとて
も重要なことです。

■ 労働者健康安全機構での研究
s当機構では過去、じん肺の合併症や診断方法について研究を行ってきました。
s今年度からは新たに3つの研究項目を設定し、じん肺の労災認定の迅速・適正化に寄与することを
目的とします。
s ① 発性気管支炎における濃性痰中エラスターゼ測定
s ② じん肺のおける間質性肺炎の合併頻度に関する研究
s ③ MRIによるじん肺大陰影と肺がんの鑑別

詳しい研究内容は、「労災疾病等研究普及サイト」をご覧ください。
https://www.research.johas.go.jp/jinpai2018/

また、当機構では医師対象のじん肺診断技術研修を毎年開催しています。
詳細はコチラ https://www.research.johas.go.jp/jinpai2018/kenshu.html