お知らせ

令和6年2月

鹿児島厚生連病院の産業保健活動~健診結果から~

鹿児島厚生連病院 健康支援課
保健師 二宮 知子

1.はじめに

私ども鹿児島厚生連病院では、診療部門、健診部門の他に、職域における健康管理活動の一環として、36事業所と産業医契約を締結し、産業医8名・保健師2名で各事業所の産業保健活動の支援を行っています。

例年、契約事業所の衛生管理者および担当者を対象にした「衛生管理者研修会」を開催し、情報の共有と相互理解を図っていますが、私にとっては、4月に産業保健の担当となり初めての研修会でした。研修会にあたり、事業所の健診結果を集計し、受診者の傾向をまとめたので報告いたします。

2.健診結果のまとめ (R4年度厚生連受診者結果より)

3.今後の取り組み課題(所感)

健診結果から、働く世代は 50 代以降が半数を占め、生活習慣や結果からも課題がみえてきました。また、メンタルヘルスによる休職や健康診断結果の急激な悪化がみられる若年世代もいます。

契約事業所の抱える課題はそれぞれ。今後も、得られた情報を精査しつつ、若いうちから予防に取り組んでもらえるような情報発信や指導、元気に働き続けられる環境づくりなどそれぞれの事業所のかかえる課題に向き合っていきたいと思います。

保健師だより 2024年2月