お知らせ

メールレター第197号

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     ≪「さんぽ鹿児島」メールレター≫ 第197号   2019/8/1

            発行:鹿児島産業保健総合支援センター 
                        所長 草野 健
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相談員からのメッセージ confident

 「ほうれんそう」と「おひたし」

産業保健相談員 山中 隆夫
担当分野:メンタルヘルス

   ある国立大学の学長は卒業式の式辞で、毎年、必ず、「報告・連絡・相談」の大切さを説いていた。「これさえ諸君が職場で守っておれば、困ることは何もない」というのであった。
   ことほど左様に、産業保健の世界では、この数十年、金科玉条の如くに重要視され、説かれてきた言葉だが、実際には「言うは易く、行うは難し」の側面があるのも、また、事実である。
   何故なら、職場適応上で心身に異常を来たすのは不適応タイプよりは過剰適応タイプに多いと云われている。いわゆる「気配り抜群、良い人で、いつもニコニコ、お利口さん」な人々である。それ自体は結構なように見えるが、その実、この過剰適応的な行動は必ず自己主張性の低さを伴っている。自分の思うこと、したいことを言い表せないのである。このため、「報・連・相」のなかで最も重要と思われる「相談」、つまりは、困ったときの「助けて!」が云えず、結局は就労継続が困難となる(とりわけ、この傾向の強い行動特性をタイプC注1)という)。
   解決策は「自己主張性を高める」ことに尽きるのだが、ここに来て、自己主張(ほうれんそう)ができるようサポートするビジネスマナーの言葉がSNSから出てきた。「お・ひ・た・し」がそれである。具体的には
      お:怒らない
      ひ:否定しない(だめ出しをしない)
      た:助ける(困り事あれば)
      し:指示する
   上司がこれならば、自己主張性の低い部下であっても抵抗なく上司に物申せそうである。部下に「ほうれんそう」、上司に「おひたし」とは言い得て妙、産業保健上の名言となるに違いない。

   注1)「タイプC」:自分の感情を隠すという仕方での対処法である。怒りをあらわにすることも、恐れや悲しみを自分で認めることもせず、病状が悪化しているときでも快活さを装う。自分の愛する人を喜ばせ、他人までも喜ばせようと過剰なまでの努力をする。忍耐強く、欲求不満を口に出さない、といった行動特性を有する(心身医学用語辞典より 三輪書店)

おすすめ教材(無料貸出し等) book 

当センターでは、産業保健に関する図書、ビデオ・DVDを無料にて閲覧・貸出ができます。ぜひご利用ください。

  おすすめ図書 book

看護職のための産業保健入門
(貸出番号:1-284)

【概要】

●第1章 産業保健活動の基本事項
●第2章 事例から学ぶ着任から展開まで
●第3章 基本プログラムと産業看護職の役割
●第4章 円滑な産業看護活動のための知識とスキル
●第5章 職場探しと自己研鑽の方法

  おすすめDVDmovie

安全運転こころが決め手 – 運転適性と交通事故 –
(貸出番号:0-156)

【概要】

●事故原因の上位を占める「ボンヤリ・いい加減運転」
●事故に結びつきやすい性格のタイプとその対策
●その他の問題事例とその対策
●こんな人たちが事故や違反を繰り返す

※今月のおすすめ詳細
https://kagoshimas.johas.go.jp/library/library_category/recommend

研修セミナーのご案内 pencil

すべてのセミナーにどなたでもご参加いただけます。
(定員は各セミナー30名、会場は光健ボイスビルです)

8月 ※特に記載のないものは会場 光健ボイスビルです。
1(木)
14:00-16:00

ABC 性格と人格~パーソナリティ障害の事例も含めて~  赤崎 安昭*
鹿児島大学医学部保健学科 教授
9(金)
14:00-16:00

ABC <パワハラ・セクハラ>のメンタルヘルス・カウンセリングⅢ ~トラウマ(心的外傷 PTSD)をめぐって~ 久留 一郎*
鹿児島大学名誉教授
16(金)
14:00-16:00

ABC 健診の事後措置について 小田原 努*
ヘルスサポートセンター鹿児島 所長
20(火)
14:00-16:00

ABC 労働衛生工学概論(発散抑制対策と保護具) 東 正樹*
(株)鹿児島環境測定分析センター 代表取締役
23(金)
14:00-16:00

ABC 高血糖予防のための食事運動指導 德永 龍子*
鹿児島純心女子大学 名誉教授
26(月)
14:00-16:00

ABC 障害者を雇用するときに気を付けること 冨宿 明子*
労働衛生コンサルタント
28(水)
14:00-16:00

ABC 精神疾患と自動車運転 長友 医継*
医療法人玉水会病院 心療内科部長
9月 ※特に記載のないものは会場 光健ボイスビルです。
4(水)
14:00-16:00

ABC 高齢者を雇用するときに気を付けること 冨宿 明子*
労働衛生コンサルタント
7()
14:00-16:00


ABC 職場における救急救命処置について
会場:アイムビル(鹿児島市東千石1-38)
前田 雅人*
鹿児島大学教育学部保健体育科 教授
12(木)
14:00-16:00

ABC 職場におけるストレスマネジメント 網谷 東方*
鹿児島大学病院 心身医療科 講師
19(木)
14:00-16:00

ABC 石綿の基礎知識(種類・解体・廃棄)   黒沢 郁夫*
黒沢労働安全衛生コンサルタント事務所 所長
24(火)
18:00-20:00

ABC 歯周病とメタボリックシンドローム 門松 秀司
医療法人 門松歯科医院
27(金)
14:00-16:00

ABC 快適睡眠で健康長寿を実践する 德永 龍子*
鹿児島純心女子大学 名誉教授

※講師*印:当センター産業保健相談員
※各研修会には定員があります。申し込みがないまま当日来られた場合、会場や資料の関係で受講できない場合がありますので必ず申し込みをしてください。
※受講できなくなった場合は必ずご連絡ください。

お知らせ

<鹿児島産業保健総合支援センター>

産業保健に関するご質問・ご相談を受け付けています。

当センターでは、メンタルヘルス対策や治療と仕事の両立支援対策をはじめ、産業保健に関する様々なご質問・ご相談を受け付けています。お気軽にご相談ください。
https://kagoshimas.johas.go.jp/about/about_category/otoiawase

8月~10月の両立支援(出張)相談窓口

当センターでは、センター内の相談窓口のほかに、鹿児島医療センターと鹿児島大学病院に、治療と職業生活のための両立支援出張相談窓口を開設しています。設置状況は次のとおりです。
(1)鹿児島産業保健総合支援センター
         相談窓口開設日時・・・平日 8:30~17:15

(2)国立病院機構 鹿児島医療センター がん相談支援センター内
         相談窓口開設日時・・毎月第1・3火曜日 10時~13時
               8月の相談日 → 6日(火)・20日(火)
               9月の相談日 → 3日(火)・17日(火)
              10月の相談日 → 1日(火)・15日(火)

(3)鹿児島大学病院 地域医療連携センター内
         相談窓口開設日時・・毎月第3木曜日 10時~12時(事前予約が必要です)
               8月の相談日 → 15日(木)
               9月の相談日 → 19日(木)
              10月の相談日 → 17日(木)

鹿児島産業保健総合支援センターの産業保健専門職(保健師)および両立支援促進員がそれぞれの医療機関のソーシャルワーカーなどと連携してご相談に応じます。相談は無料です。両立支援に関するお悩み等にについてご相談下さい。

詳細
▼両立支援出張相談窓口
https://kagoshimas.johas.go.jp/about/madoguchiitiran.pdf
▼鹿児島医療センター内(リーフレット)
https://kagoshimas.johas.go.jp/about/ryouritusien-iryousennta.pdf
▼鹿児島大学病院地域医療連携センター内(リーフレット)
https://kagoshimas.johas.go.jp/about/ryouritusien-kadaibyoin.pdf
▼鹿児島産業保健総合支援センター 相談窓口(リーフレット)
https://kagoshimas.johas.go.jp/about/ryouritusien-sanpo.pdf

 

<労働者健康安全機構情報>

令和元年度下半期(10月~3月)両立支援コーディネーター基礎研修日程

https://www.johas.go.jp/ryoritsumodel/tabid/1426/Default.aspx
※令和元年11月29日(金)に鹿児島でも開催されます。受付期間は、9月2日(月)13時から9月6日(金)17時まで、結果通知は、9月17日(火)にメールで通知されます。機構HPよりお申し込みください。

両立支援に関する特集記事

医療情報サイト「メディカルノート」に両立支援に関する特集記事が掲載されました。
https://medicalnote.jp/features/johas

労災疾病等医学研究普及サイトのご案内

○労災疾病等医学研究普及サイト

労働者健康安全機構では、労働災害の発生状況や行政のニーズを踏まえ、労災補償政策上重要なテーマや新たな政策課題について、時宜に応じた研究に取り組んでいます。
https://www.research.johas.go.jp/index.html

○「就労支援と性差(平成26年度~29年度)」について
(研究概要)https://www.research.johas.go.jp/shurou/summary.html
(研究結果)http://www.research.johas.go.jp/shurou/thema01.html
http://www.research.johas.go.jp/shurou/thema02.html

○「振動障害」の研究について
http://www.research.johas.go.jp/22_sindou/thema05.html
http://www.research.johas.go.jp/booklet/pdf/2nd_digest/06.pdf

○ 病職歴調査について詳しくはこちら
https://www.research.johas.go.jp/bs/

令和元年度産業保健関係助成金のお知らせ

職場環境改善計画助成金(Aコース)及び(Bコース)は令和元年6月30日をもって廃止となりました。なお、6月30日までに実施した分の申請については9月30日まで受け付けています。また、7月1日から職場環境改善計画助成金(事業場コース・旧Aコース)を加えることとなりました。なお、助成対象が専門家の指導費用のみとなり、機器・設備費用は助成対象外となりました。
職場における労働者の健康管理等のために、ぜひご活用ください。

【助成金の種類】
・治療と仕事の両立支援助成金(環境整備コース)
   https://www.johas.go.jp/sangyouhoken/tabid/1382/Default.aspx
・治療と仕事の両立支援助成金(制度活用コース)
   https://www.johas.go.jp/sangyouhoken/tabid/1385/Default.aspx
・「ストレスチェック」実施促進のための助成金
   https://www.johas.go.jp/sangyouhoken/tabid/1390/Default.aspx
・職場環境改善計画助成金(事業場コース・旧Aコース)
   https://www.johas.go.jp/sangyouhoken/tabid/1429/Default.aspx
・職場環境改善計画助成金(Aコース)令和元年6月30日廃止
   https://www.johas.go.jp/sangyouhoken/tabid/1393/Default.aspx
・職場環境改善計画助成金(Bコース)令和元年6月30日廃止
   https://www.johas.go.jp/sangyouhoken/tabid/1396/Default.aspx
・職場環境改善計画助成金(建設現場コース)(※)
   https://www.johas.go.jp/sangyouhoken/tabid/1399/Default.aspx
・心の健康づくり計画助成金
   https://www.johas.go.jp/sangyouhoken/tabid/1402/Default.aspx
・小規模事業場産業医活動助成金(産業医コース)
   https://www.johas.go.jp/sangyouhoken/tabid/1404/Default.aspx
・小規模事業場産業医活動助成金(保健師コース)
   https://www.johas.go.jp/sangyouhoken/tabid/1407/Default.aspx
・小規模事業場産業医活動助成金(直接健康相談環境整備コース)
   https://www.johas.go.jp/sangyouhoken/tabid/1410/Default.aspx

※職場環境改善計画助成金(建設現場コース)は、令和元年10月から運用を変更する予定です。

<厚生労働省情報>

平成30年度「過労死等の労災補償状況」を公表します!

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_05400.html

「自立支援に関する意識調査」の結果を公表します! 

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_05486.html

「平成30年版厚生労働白書」を公表します!

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_05530.html

職場における受動喫煙防止対策について

【詳細】
  https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/anzen/kitsuen/index.html

 ▼職場における受動喫煙防止のためのガイドライン
    https://www.mhlw.go.jp/content/000524718.pdf
 ▼「受動喫煙防止対策助成金」のご案内
    https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/000511280.pdf
 ▼「なくそう!望まない受動喫煙」Webサイト
    https://jyudokitsuen.mhlw.go.jp/

令和元年度「全国労働衛生週間」を10月に実施

https://www.mhlw.go.jp/content/10803000/000341168.pdf

令和元年度「『見える』安全活動コンクール」の実施等について

【詳細】
  ▼厚生労働省報道発表ページ
     https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_05778.html
  ▼「『見える』安全活動コンクール」特設ページ
  http://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzenproject/concour/oubo.html

<鹿児島労働局情報>

令和元年の労働災害発生状況

令和元年(6月末速報)
   □ 死亡者数は4人で、前年同期で1人(20.0%)減。
   □ 休業4日以上の死傷者数は757人で、前年同期比で37人(4.7%)減。

https://jsite.mhlw.go.jp/kagoshima-roudoukyoku/content/contents/H31saigai_2019-0724-3.pdf

 

<  鹿児島県情報  >

鹿児島県労働委員会委員による「労使間のトラブルに関する休日相談会」の開催(鹿児島県労働委員会)

職場のトラブルで悩んでいませんか?
鹿児島県労働委員会委員(公益委員【大学教授・弁護士等】、労働者委員【労働組合役員等】、使用者委員【会社経営者等】)が相談に応じます。労働者、使用者のどちらでも、お気軽に御相談ください。

   〇 日  時 令和元年9月1日(日)
                      午前10時~午後4時(受付は午後3時30分まで)
〇 場  所 鹿児島市勤労者交流センター(キャンセビル7階)
〇 申 込 み  不要(ただし、予約優先)。
                      詳しくは、下記までお問い合わせください。
〇 相談事例 解雇、雇止め、配置転換、賃下げ、パワハラなど

▽問い合わせ先
鹿児島県労働委員会事務局(県庁15階)
電話 099-286-3943 FAX 099-286-5653

【労働委員会ホームページ】
http://www.pref.kagoshima.jp/ea01/nitiyosodankai.html
【相談会チラシ】
http://www.pref.kagoshima.jp/ea01/documents/66208_20190716150658-1.pdf

 

<  中央労働災害防止協会情報 >

 「能力向上教育に関する衛生管理者等へのアンケート」

【詳細】
  ▼「能力向上教育に関する衛生管理者等へのアンケート」
      https://www.jisha.or.jp/oshms/ankeito.html
  ▼「衛生管理者能力向上教育(定期又は随時)について(厚生労働省通達)」
      https://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-35/hor1-35-1-1-0.htm

〇アンケートの提出先:e-anke@jisha.or.jp
〇アンケート提出締切日:令和元年8月30日

<  女性労働協会情報 >

「母性健康管理研修会(厚生労働省委託事業)」のご案内について

女性労働協会では、厚生労働省から委託を受け、母性健康管理推進支援事業を行っています。今年度は産業医や産業保健スタッフの方を対象とした「母性健康管理研修会」を全国で開催します。

「母性健康管理研修会」東京会場
日時:令和元年10月23日(水)
場所:人事労務会館 3階 大会議室(東京都品川区大崎2-4-3)
内容:職場における母性健康管理について、妊産婦の女性労働者への留意点や法制度等について解説、事例検討によるグループワークなど

東京会場ほか北海道、宮城、神奈川、愛知、大阪、広島、福岡で開催します。
詳細、申込は以下ULRからご覧ください。
https://www.bosei-navi.mhlw.go.jp/
〇お問合せ:03-3456-4410

 

編集後記

   一時は8.6の再来かと気を揉んだ梅雨の豪雨でしたが、例年より半月遅れながらも夏本番となり今度は熱中症に気を揉む猛暑が続いています。温暖化の影響なのか欧州でも北米でも地球規模での猛暑・酷暑が頻発しています。昔からの気象に関する言い伝えが適用できない時代になりました。地球36億年の歴史から見れば誤差範囲の可能性もありますが、現生人類6万年から見れば未曽有の状態と言えます。
   梅雨明け岡山での日本人間ドック学会に参加しました。座長も務めさせて貰いましたが、多くの演題に大いに不満を感じました。その不満の要因を自省して見ると、レベルの低さや研究方法の不備等は発表者が研究者として未熟であることから来るもので長い目で見れば良いことですが、問題は何のための研究なのかが判然としないこと、さらには医師本来の任務が置き忘れられていることです。私たち医師は、憲法25条や14条などを根拠に制定されている医師法に従って免許を持ち活動しています。医師法第1条は医師の任務として「診療活動と保健指導を掌ることによって公衆衛生の普及と国民の健康水準の向上に努める」とありますが、この認識が不足あるいは欠如しているような発表が散見されました。このような傾向はドック学会のみでなく多くの学会で強まっているように感じています。数十年前の学生時代に「俗流化」を説く一部の思想家がいたことを思い出します。少なくとも臨床医学の世界は「学問のための学問」は強く忌避すべきものです。

   翻って、産業保健の分野での学問の現状を考えると、システム構築や情報管理に重点が置かれ、効果の評価も統計学的有意差の有無に眼を奪われているのでは、と危惧しています。エビデンス流行りの医学界で盛んに統計処理して有意差の有無を重視しますが、大いに疑問です。危険率が云々の前に、収集したデータがどれほど母集団を反映しているのか、抽出方法が妥当か、どのようなバイアスがあり得るのか等を考慮・検討することは統計を扱う際の必須事項です。それらを無視して都合のいいデータのみを基に形だけ辻褄が合うように整えただけ、と思えてなりません。まさに「俗流化」の極みと言いたくなります。

   日本だけでなく仄聞すれば先進国はどこも似たような状況のようですが、人々の勤労の場も生活の場も一日も休みなく続いています。日本で暮らす人々の生活と労働の場を少しでも改善するよう努力することは私たちの任務です。権力に縁のない人々は政治に直接関わる場を持ちません。唯一政治参加できる選挙も今回の参議院選挙は50%を切る投票率でした。根底は諦めなのでしょうが、そのような傾向が蔓延することは権力者を利するのみです。私たちは、働く人々の生活と健康を守るためにも産業保健の現場からもっと力強く声を挙げていかねばならない、と強く思っています。

   働くこと自体が歓びで困ったときにはお互い様、大自然の営みに即してモノ以外のコトに価値を見出す日本人に強い心性こそ、アインシュタインも指摘したように人類の唯一の希望と思います。今こそ大事にしなければと決意しています。