メールレター第178号
鹿児島産業保健総合支援センター メールレター第178号 2018/01/04
発行:鹿児島産業保健総合支援センター 所長 草野 健
相談員からのメッセージ
「依存症に関する専門相談窓口設置について」
産業保健相談員 竹之内 薫
(担当分野:メンタルヘルス)
(鹿児島県精神保健福祉センター 所長)
最近,国の方で依存症対策の推進がなされています。平成26年6月1日にアルコール健康障害対策基本法が施行され,平成28年5月にアルコール健康障害対策推進基本計画が閣議決定され,アルコール健康障害に関する予防及び相談から治療,回復支援に至る切れ目のない支援体制の整備をはじめとした施策の推進に取り組むようになりました。また,薬物依存症については平成28年6月1日より薬物使用等の罪を犯した者に対する刑の一部の執行を猶予する制度が導入され,刑の一部を保護観察付きの執行猶予期間とすることが可能となりました。その後,平成28年12月7日には再犯の防止等の推進に関する法律が成立し,さらに,特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律(IR推進法)の案に対する附帯決議において,ギャンブル等依存症の実態把握,相談体制・医療体制の強化等が盛り込まれました。
このような依存症対策の流れの中で,鹿児島県精神保健福祉センターでは,これまでも薬物依存症を専門医による月1回の薬物相談業務で、また他の依存症に係る相談を一般相談業務の中で対応してきましたが,平成29年9月にアルコール健康障害,薬物依存症,ギャンブル等依存症に関する専門相談窓口を設置しました。相談日は月1回で,事前に電話予約が必要となります。対象はアルコール健康障害,薬物依存症,ギャンブル等の依存症関連問題で悩んでいる当事者及びその家族等です。相談内容は,医療に関する相談,依存症についての心理教育,生活支援や就労,家族の対応,社会資源等になります。相談費用は無料です。そのような対象者がおられましたら,まずは当センターへの電話(099-218-4755)を勧めてみてください。
おすすめ教材(無料貸出し等)
当センターでは、産業保健に関する図書、ビデオ・DVDを無料にて閲覧・貸出ができます。
ぜひご利用ください。
★★★おすすめ図書 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
うまく眠るための知恵とコツ―睡眠障害―
(貸出番号:7-99,社団法人 家の光協会, 2003年,111頁)
【内容】
充実した生活を送るためには快適な睡眠が不可欠であり、よい眠りを得るためには、睡眠について
の正しい知識が必要です。この本は眠りのしくみや快眠のコツ、薬の正しい飲み方(種類)等を紹介
しています。
★★★おすすめDVD ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
ヒヤリハットから学ぶ 新人作業員のための危険予知
(貸出番号:0-168,株式会社プラネックス)
【内容】
このビデオは建設業の新人作業員への教育におすすめのビデオです。新人作業員が不安全行動を
繰り返し、ヒヤリハットを見過ごしたために大きな災害へ発展した事例を紹介しています。
研修セミナーのご案内
すべてのセミナーにどなたでもご参加いただけます。
(定員は各セミナー30名、場所は光健ボイスビルです)
1月
▽1月13日(土)【黒沢先生】14:00~16:00※場所:鹿児島市医師会館
「職場巡視と労働衛生管理」
▽1月26日(金)【久留先生】14:00~16:00
「メンタルヘルス・カウンセリングⅤ
~感情管理・労働のありよう(ストレス)と心理支援~」
2月
▽ 2月 2日(金)【冨宿先生】14:00~16:00
「産業医になったらここをチェック」
▽ 2月14日(水)【長友先生】14:00~16:00
「「働く人」のストレス・シンドローム」
▽ 2月16日(金)【小田原先生】14:00~16:00
「健康診断事後措置における事例検討」
▽ 2月16日(金)【当センター副所長】16:10~17:10
「労働衛生関係法令」
▽ 2月22日(木)【堀内 相談員】18:00~20:00
「健康管理における遺伝的因子をどう考えるか」
○ 2月23日(金)【德永先生】14:00~16:00【THP】
「座り過ぎ弊害解消法の運動のすすめ(ロールプレイ)」
2/23(金)の研修会はTHPレベルアップ研修を兼ねています。
▽…産業医対象で、産業医認定単位があります。
▼…衛生管理者、産業医対象ですが、産業医認定単位はあります。
○…保健師対象ですが、産業医認定単位はあります。
《管理監督者向け》 こころの健康づくり」と「治療と職業生活の両立支援」合同研修会
こちらは産業医の研修会ではございません。産業医認定単位はありませんのでご注意ください。
対象者:管理監督者(衛生管理者・衛生推進者、産業保健スタッフ等)
■平成30年 2月 6日(火)13:30~16:00 鹿児島市会場(ホテルウェルビューかごしま)
■平成30年 2月15日(火)13:45~16:15 鹿屋市会場(鹿屋商工会議所)
詳細はこちら(申込書もこちら)
⇒https://kagoshimas.johas.go.jp/管理監督者研修会のご案内.pdf
各研修会には定員があります。申し込みがないまま当日来られた場合、会場や資料の関係で受講できない場合がありますので必ず申込みをしてください。
キャンセル待ちの方がおられますので、受講できなくなった場合は必ずご連絡下さい。連絡なしのキャンセルが続いた場合は、今後研修受講をお断りすることもあります。
お知らせ
◇◇鹿児島産業保健総合支援センター情報◇◇
産業保健に関するご質問・ご相談を受け付けています。
鹿児島産業保健総合支援センターでは、メンタルヘルス対策や治療と仕事の両立支援対策をはじめ、産業保健に関する様々なご質問・ご相談を受け付けています。電話やFAX、ホームページからもお気軽にご相談ください。
詳細⇒https://kagoshimas.johas.go.jp/about/about_category/otoiawase
「心の健康づくり計画」助成金(10万円)をご存じですか?
事業者の方が各都道府県の産業保健総合支援センターのメンタルヘルス対策促進員の助言・支援を受けて、心の健康づくり計画(ストレスチェック実施計画を含む)を作成し、計画を踏まえメンタルヘルス対策を実施した場合に、事業者が費用の助成を受けることができる制度です。職場におけるメンタルヘルス対策のために、是非ご活用ください。
詳細⇒
★産業保健関係助成金
https://www.johas.go.jp/sangyouhoken/tabid/1151/Default.aspx
★心の健康づくり助成金計画
https://www.johas.go.jp/sangyouhoken/tabid/1160/Default.aspx
★産業保健関係助成金リーフレット
https://www.johas.go.jp/Portals/0/data0/sanpo/sanpojoseikin/pdf/jyoseikin_annai_H29.pdf
「鹿児島医療センター(がん相談支援センター)内に両立支援出張相談窓口を開設します
鹿児島産業保健総合支援センターでは、国立病院機構 鹿児島医療センターとの連携により、平成30年1月16日から治療と職業生活のための両立支援出張相談窓口を開設いたします。
相談は無料です。両立支援に関するお悩み等についてご相談下さい。
○ 相談場所s国立病院機構 鹿児島医療センター がん相談支援センター
○ 相談日時s毎月第1・3火曜日 10時~13時
○ 相談対応者 鹿児島産業保健総合支援センター 両立支援促進員
詳細⇒
★両立支援出張相談窓口
https://kagoshimas.johas.go.jp/information/ryouritushienmadoguchi.pdf
★治療と職業生活のための両立支援相談窓口のご案内(鹿児島医療センター内)リーフレット
https://kagoshimas.johas.go.jp/information/ryouritushien_A4-web.pdf
◇◇◇厚生労働省情報◇◇◇
工業製品等における石綿含有製品等の把握の徹底について
石綿(アスベスト)は平成18年9月1日に使用などが禁止されました。ただし、禁止日時点で機械に組み込まれていた石綿含有部品などは、引き続き使用されている間に限り禁止が除外されるため、現在でも存在しています。そうした石綿含有部品を交換・廃棄などする際は、労働者に対して「石綿障害予防規則」に基づく『石綿ばく露防止措置』を講じる必要がありますが、部品に石綿が含有されていることが把握されておらず、適切な措置が講じられなかった事例が散見されています。
【石綿含有部品の把握漏れをなくすための5つの対策】
○ 石綿に関する情報を、部署間で共有してください。
○ 関係するすべての作業で、石綿の含有を確認してください。
○ 譲渡時には、譲渡先に石綿の情報を伝達してください。
○ 石綿の情報を正しく整理して、確実に把握してください。
○ 石綿を多用している機械設備は、部品をすべて確認してください。
詳細⇒
★石綿パンフレット等
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000028652.html
★機械設備の石綿含有部品を把握していますか?
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11300000-Roudoukijunkyokuanzeneiseibu/0000187165.pdf
「治療と仕事の両立支援ナビ」ポータルサイトが開設されました
詳細⇒ https://chiryoutoshigoto.mhlw.go.jp/
ストレスチェック等の職場におけるメンタルヘルス対策・過重労働対策等
詳細⇒ http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=239241
平成27年都道府県別生命表の概況
○ 平均寿命は、全国の男で80.77歳、女で87.01歳。
○ 鹿児島県は、男で80.02歳(43位)、女で86.78歳(36位)。
詳細⇒ http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=238979
安衛法におけるラベル表示・SDS(安全データシート)提供制度
化管法・安衛法・毒劇法におけるラベル表示・SDS提供制度の概要を理解することができます。
詳細⇒ http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=239021
平成28年度 石綿による疾病に関する労災保険給付などの請求・決定状況まとめ(確定値)
厚生労働省は、平成28年度の「石綿による疾病に関する労災保険給付などの請求・決定状況」の確定値を公表しました。労災保険給付の請求・支給決定件数は、前年度と比べやや増加しました。
1 労災保険給付の請求・支給決定状況
(1)肺がん、中皮腫、良性石綿胸水、びまん性胸膜肥厚
請求件数 1,109件(前年度比 46件、4.3%増)
支給決定件数 981件( 同12件、1.2%増)
(2)石綿肺((1)の件数には含まれない)
支給決定件数 76件( 同12件、18.8%増)
2 特別遺族給付金の請求・支給決定状況
請求件数 36件(前年度比 6件、20.0%増)
支給決定件数 13件( 同7件、35.0%減)
詳細⇒ http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000188608.html
労災保険料算定に用いる労災保険率の改定等
○ 平成30年4月から適用される新たな労災保険率(54業種)が設定され、全業種の平均料率は
4.5/1,000となります。
○ 社会復帰促進等事業等に必要な費用の限度額が引き上げられます。
○ 家事支援業務に従事する方が労災保険の特別加入制度の対象に追加されます。
○ 時間外労働の上限規制等の円滑な移行のため、中小企業事業主に対する助成金の内容が拡充され
ます。
○ 「労働者災害補償保険法」に基づく介護(補償)給付並びに「炭鉱災害による一酸化炭素中毒症に
関する特別措置法」に基づく介護料の最高限度額及び最低保障額が引き上げられます。
詳細⇒ http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000188909.html
◇◇◇鹿児島労働局情報◇◇◇
鹿児島県の特定最低賃金(産業別最低賃金)が改正されました
自動車(新車)小売業最低賃金は、平成29年12月22日から1時間あたり799円となりました。鹿児島県電子部品・デバイス・電子回路、電気機械器具、情報通信機械器具製造業最低賃金は、平成30年1月6日から1時間当たり765円となります。
詳細⇒ http://kagoshima-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/library/kagoshima-roudoukyoku/jirei_toukei/pamphlet_leaflet/roudou_kizyun/saitin/saitin.pdf
「年末年始建設業一斉集中監督」を実施中
鹿児島労働局は、年末年始に向けた鹿児島県内の建設業における労働災害の防止の取組を一層強化するため、平成29年12月1日(金)から平成30年1月31日(水)までを「年末年始建設業一斉集中監督実施期間」と位置づけて、管内の5つの労働基準監督署において、建設現場に対して一斉集中監督及び一斉指導を実施しています。
詳細⇒http://kagoshima-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/var/rev0/0114/5548/2017-1130-8.pdf
平成29年度の労働災害発生状況(11月末速報値)
○ 死亡者数は17人で、前年同期比で5人(41.7%)増。
○ 休業4日以上の死傷者数は1,641人で、前年同期比で43人(2.7%)増。
詳細⇒ http://kagoshima-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/var/rev0/0114/7268/H29saigai_2017-1211-3.pdf
◇◇◇労働者健康安全機構情報◇◇◇
労災疾病等医学研究者普及サイトのご案内
労働者健康安全機構では、労働災害の発生状況や行政のニーズを踏まえ、労災補償政策上重要なテーマや新たな政策課題について、時宜に応じた研究に取り組んでいます。
(1)メンタルヘルスについて
メンタル不調の一次予防の観点から、脳血流変化と相関するHPA系ホルモンの動態とうつ、疲労、QOL等との相関関係について検証しました。結果として、うつ重症度(構造化面接 SIGH-D)は、左下前頭回、背外側前頭前野を主体とした血流低下と相関していることなどが確認されました。
詳細⇒
研究の概要
http://www.research.johas.go.jp/22_mental/thema02_02.html
研究報告書
http://www.research.johas.go.jp/booklet/pdf/2nd/10-2.pdf
(2)「職業性皮膚疾患NAVI」について
現在、様々な業種において皮膚疾患を引き起こしやすい化学物質が用いられていますが、中には原因物質が特定されにくい、就業制限をするほど自覚症状が強くない等の理由で十分な対策がされず皮膚疾患が放置されているケースも見られます。一方、特定化学物質障害予防規則や労働安全衛生規則で皮膚障害防止対策の重要性が示されている他、リスク低減対策としては化学物質の有害情報を早期に収集することが必要とされています。このような背景により、当機構では、職業性皮膚疾患の全国的発生状況をモニターし、科学的物質に関する皮膚への影響を効率的に集積するデータベースが必須と考え「職業性皮膚疾患NAVI」を運用しています。
「職業性皮膚疾患NAVI」は、産業化学物質による皮膚疾患を診療する機会の多い医師に御協力いただき、産業化学物質による職業性皮膚疾患発生時に事例報告入力フォーマットへ可能な限り報告し、産業化学物質による皮膚疾患の発生状況を迅速に把握するための参加型のシステムです。会員登録は、「職業性皮膚疾患NAVI」ページより行い秘匿化されます。
詳細⇒shttps://www.research12.jp/hifunaviuser/reg.php
軽症例や因果関係が乏しい職業性皮膚疾患の症状、原因、対応等については、学会発表がしづらく、参考になるデータが蓄積されにくい実情がありますが、当システムへのデータ蓄積と会員相互の情報共有により、信頼度の高い職業性皮膚疾患事例の早期把握が可能となります。職業性皮膚疾患の診療に携わる医師の情報源としても御活用いただけるシステムです。
詳細⇒shttp://www.research.johas.go.jp/hifunavi/
◇◇◇その他◇◇◇
平成29年度 年末年始無災害運動(中央労働災害防止協会)
一年の締めくくりを笑顔で送り、災害のない明るい新年を迎えるために、「安全最優先」の考え方を基本に、慌ただしい時期にこそ、作業前点検の実施、安全な作業方法の確認などを着実に実施しましょう。
【スローガン】 異常なし! ダブルチェックで念入りに 年末年始もゼロ災害
【実施期間】 平成29年12月15日~平成30年1月15日
詳細⇒http://www.jisha.or.jp/campaign/musaigai/index.html
メンタルヘルス対策支援のご案内
従業員の心の健康対策への取組方法がわからないという事業場の皆さまへ
私たちは、メンタルヘルス対策に取り組もうとする事業場を支援します。
詳細⇒https://kagoshimas.johas.go.jp/about/mental/cat426/work.html
地域産業保健センターのご案内
労働者数50人未満の小規模事業場では、労働者に対する産業保健サービスを充実させることを目的に、地域産業保健センターが設けられています。
詳細⇒https://kagoshimas.johas.go.jp/about/cat638/post_15.html
所長よりひと言
謹んで新年の慶びを寿ぎさせて頂きます。さて、平成30年(2018年)の 干支は戊戌です。戊は茂が語源で「草木繁茂」の意味、戌も語源は茂ですが草木枯死を意味します。繁茂と一方では草木は腐敗壊死するので「戌=切る」ことでより成長に向かう必要があります。戊戌年は、大きな変化を遂げるのに相応しい年ということのようです。60年前の戊戌年(昭和33年)の日本では、国立競技場ができ東京タワーが完成しました。経済面では1万円札が発行され、インスタントラーメンや軽自動車が発売されるなど岩戸景気といわれる消費革命の時代でした。また、団地族が流行り電気釜や電気コタツの普及など、生活面での変化も大きい年でした。120年前の戊戌年(明治31年)も日本で初めての政党内閣(大隈内閣)が成立しているなど、戊戌年は古いものから新しいものへと「変化」する年と言えそうです。
尤も、昨年は丁酉年で干支上は革命の年でした。革命こそ起こりませんでしたが、もう一つの意味=伸びきって成長が止まる、という意味では経済が行き詰まり日本人の働き方を変えざるを得ない状況にあることがはっきりした年でした。
今年は戊戌年として、働き方を根本から変えていくべき年のようです。産業保健分野でも既にストレスチェック制度に続き「治療と職業生活の両立支援」が始まっています。物的生産性向上一本できた産業界ですが、OECD加盟国35か国中20位(主要先進7か国中最下位)の時間当たりの労働生産性は一向に改善の兆しもなく、長時間労働や職業性ストレスの増大による弊害ばかりが目に付くようになっています。このような状況に対して政府は「働き方改革」や「一億総活躍社会」の掛け声の下、次々と各種政策を打ち出しています。
ストレスチェック制度も3年目に入ります。次第に定着しつつありますが、真に実効性のある対策にするためにはまだまだ現場での努力が必要です。新たな「両立支援」もこれからが本番です。働く人の健康を維持増進するためには諸政策も重要ですが、何よりも働き方そのものと働く環境の整備が肝要です。個々の産業保健課題には真摯に取り組みながら、働く環境そのものの変化も促進するような活動も必須と思われます。
切って新たに繁盛させる(=戊戌)ために、過去に囚われず悪いものは切って捨てて前に向かいたいものです。この戊戌の年にこそ。