お知らせ

メールレター 第207号

■■■sanpo■■■■■■■■■■■■■■■■■■
≪「さんぽ鹿児島」メールレター≫ 第207号
               2020/6/1

   発行:鹿児島産業保健総合支援センター
              所長 草野 健

■■■■■■■■■■■■■■■■kagoshima■■■

相談員からのメッセージ confident

新型コロナウイルス感染症対策における行動変容について

産業保健相談員 網谷 東方
         (鹿児島大学病院 心身医療科 講師)
(担当分野:メンタルヘルス)

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、「行動変容」という言葉が盛んに使われるようになりました。コロナ緊急事態における行動変容は、①不要不急の外出自粛、②「3密」を避けるなどです。強制力の強いロックダウンを行った諸外国から見ると、日本政府が行った行動変容の要請は非常に生ぬるく感じられたようです。

現在のところ、日本における新規感染者及び死亡者数は減少傾向にあり、徐々に緊急事態宣言が解かれてきております。5月14日の米国外交専門誌では、「日本のコロナ対策は何から何まで間違っているように思える。(中略)奇妙なことに、全てがうまくいっているようだ。」と報じられたのは印象的でした。日本の新型コロナ対策における成功の要因として、清潔文化や医療水準の高さなどが挙げられているようです。勝負と言われたゴールデンウィークでは、大都市主要駅の人出と高速道路交通量はともに70%減少し、さらに新幹線利用者
は95%近く減少したとのことですので、私は行動変容のある程度の達成も貢献したのではないかと考えております。

本来、一方的な指示では行動変容は起こりにくいとされています。著名人が亡くなったことで、感染による死を身近に感じる契機となったことや、地域社会の結びつきによる抑制効果(村八分をおそれる文化)も影響していたかもしれません。また、メディアが家時間の楽しみ方を紹介し、自粛の中にも楽しみを見い出していこうとする風潮も、外出自粛の行動が促進された要因だと思います。感染者数が連日公開されたことで、実際に外出自粛による感染者数の減少は目に見えてわかり、努力の効果を各自が実感することで、自己効力感につながったことでしょう。

これからは、次の波に備えて、行動変容では維持期に入ります。感染を防ぐ行動をいかに維持していくかが重要です。一つは、一度経験した感染流行により生じた打撃を負の強化として、繰り返さないよう数値などを上手にモニタリングしながら、行動をコントロールしていくこと。もう一点は、外出自粛というストレスフルな環境だった中でも感じられた、ポジティブな側面(家族との時間の使い方や、お金の使い方、助け合いなど)にも目を向けていくことです。

感染対策は長いトンネルにみえるかもしれません。しかし行動が変わることで、違う視点に気づくこともあります。些細な日常を振り返ってみることで、今まで見えなった景色が見えるかもしれません。

研修セミナーのご案内 pencil

***********************************************

産業保健研修会再開のお知らせ(再掲)

***********************************************

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため中止または延期していました産業保健研修会を6月から再開いたします。
当センターでは、皆様が安心して参加できるように、次のような新型コロナウイルスの感染予防対策を講じて実施することとしております。

1 研修会場でのソーシャルディスタンスの確保
2 「手洗い」、「手指消毒」、「マスク着用」、「体温測定」のお願い
3 風邪の症状のある方などの参加取り止めや自粛のお願い
4 研修前の机、椅子、ドアノブ等の消毒の実施
5 研修途中に休憩時間を設け、換気の実施
6 講師用演台に「飛沫感染防止パーテーション」の設置

参加される皆様は、新型コロナウイルスの感染予防対策(以下URL)にご協力ください。
https://kagoshimas.johas.go.jp/wp-content/uploads/2020/05/kensyu-kai.pdf

また、研修会はどなたでもご参加できますが、当面の間、ソーシャルディスタンスを確保するため「光健ボイスビル」の定員を10名に制限させていただきます。
10名を超える場合は「キャンセル待ち」として受付けます。

なお、新型コロナウイルスの感染拡大等によっては、中止または延期させていただくことも考えられますが、その際はご理解をお願い申し上げます。
既に、お申込いただいている方に対しては、メールや電話でご連絡いたしますが、ホームページでの確認もお願い申し上げます。

▼詳細・お申込み
https://kagoshimas.johas.go.jp/information/h2335

******************************************************************

産業保健研修会のご案内(6月~7月)

******************************************************************
下記、セミナーはどなたでも参加できます。

≪ 6月 ≫【定員】10名(6/13除く)【会場】光健ボイスビル2F(6/13除く)
:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:

☆6月3日(水) 14:00~16:00
「コンピュータ画面を見る労働者の健康管理」冨宿先生
日医産業医認定単位:生涯(専門)2単位

☆6月4日(木) 14:00~16:00
「「性格」と「人格」の仕組み-メンタルヘルス問題の予防も含めて-」赤崎先生
日医産業医認定単位:生涯(実地)2単位

☆6月13日(土) 14:00~16:00 ※定員30名
「職場における受動喫煙対策
~健康増進法改正の概要と受動喫煙防止のためのガイドライン~」東先生
※会場:鹿児島市医師会館3F 大会議室 (鹿児島市加治屋町3-10)
日医産業医認定単位:生涯(専門)2単位

☆6月23日(火) 18:00~20:00
「口腔がんを早期発見するために」大久保先生
日医産業医認定単位:生涯(専門)2単位

☆6月26日(金) 14:00~16:00
「自分でできる認知症の予防」德永先生
日医産業医認定単位:生涯(実地)2単位

☆6月29日(月) 14:00~16:00
「古くて新しい色覚問題」冨宿先生
日医産業医認定単位:生涯(専門)2単位

≪ 7月 ≫ 【定員】10名 【会場】光健ボイスビル2F(7/17除く)
:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:
☆7月8日(水) 14:00~16:00
「職業性ストレスとその対処法」長友先生
日医産業医認定単位:生涯(専門)2単位

☆7月16日(木) 14:00~16:00
「知っておきたい職場の安全管理」黒沢先生
日医産業医認定単位:生涯(専門)2単位

☆7月17日(金) 14:00~16:00 ※定員30名
「新型コロナ感染症(COVID-19)への心理的対応と支援をめぐって」久留先生
※会場:鹿児島県民交流センター東棟4F 大研修室第3(鹿児島市山下町14-50)
日医産業医認定単位:生涯(専門)2単位

☆7月21日(火) 14:00~16:00
「受動喫煙ゼロをめざして」徳留先生
日医産業医認定単位:生涯(専門)2単位

☆7月27日(月) 16:00~18:00
「職域における身体活動と健康」堀内先生
日医産業医認定単位:生涯(専門)2単位

☆7月29日(水) 14:00~16:00
「職場での応急手当」冨宿先生
日医産業医認定単位:生涯(専門)2単位

******************************************************************

7月4日(土)鹿児島県医師会主催研修会のご案内

******************************************************************
【定員】50名(当センターでの申込定員は10名となります。)
【会場】鹿児島県医師会館4F 大ホール

※当センターは、産業医以外の方の申込先となっております。
産業医の方は、県医師会へ申し込みください。

☆7月4日(土) 14:00~16:00 / THP対象
「健康づくりのための運動指導について」前田先生
日医産業医認定単位:生涯(実地)2単位

☆7月4日(土) 16:10~17:10 / THP対象
「労働衛生関係法令
~労働者の健康を巡る状況と産業保健機能の強化~」当センター副所長
日医産業医認定単位:生涯(更新)1単位

———————————————————-
◇…産業医対象
●…産業保健スタッフ対象
☆…産業保健スタッフ・産業医対象
———————————————————-
▼詳細
https://kagoshimas.johas.go.jp/information/h2335
▼全国で開催される「日医認定産業医研修会情報一覧」が確認できます。
http://jmaqc.jp/sang/designated_training/search.php

お知らせ

<鹿児島産業保健総合支援センター>

産業保健総合支援事業のPR動画について

当センターが行う各種事業の取り組みについて「のんさん」が紹介する動画を公開しています。
https://kagoshimas.johas.go.jp

産業保健に関するご質問・ご相談を受け付けています。

当センターでは、メンタルヘルス対策や治療と仕事の両立支援対策をはじめ、産業保健に関する様々なご質問・ご相談を受け付けています。お気軽にご相談ください。
https://kagoshimas.johas.go.jp/about/about_category/otoiawase

6月~8月の両立支援(出張)相談窓口のご案内

両立支援(出張)相談窓口の設置状況は次のとおりです。
なお、医療機関における両立支援(出張)相談窓口では、新型コロナウイルス感染症の状況によっては、中止の可能性があります。

  1. 鹿児島産業保健総合支援センター
    相談窓口開設日時・・平日 8:30~17:15
  2. 国立病院機構 鹿児島医療センター がん相談支援センター
    相談窓口開設日時・・毎月第1・3火曜日 10時~13時
    6月の相談日 → 2日(火)・16日(火)
    7月の相談日 → 7日(火)・21日(火)
    8月の相談日 → 4日(火)・18日(火)
  3. 鹿児島大学病院 地域医療連携センター
    相談窓口開設日時・・毎月第3木曜日 10時~12時(事前予約が必要です)
    6月の相談日 → 18日(木)
    7月の相談日 → 16日(木)
    8月の相談日 → 20日(木)
  4. 鹿児島市立病院 がん相談支援センター
    相談窓口開設日時・・・・毎月第4木曜日 10時~12時
    6月の相談日 → 25日(木)
    7月の相談日 → なし
    8月の相談日 → 27日(木)
  5. 済生会川内病院 がん相談支援センター
    相談窓口開設日時・・毎月第2木曜日 10時~12時
    ※上記日時以外でも、事前予約の場合は日程調整のうえ対応します
    6月の相談日 → 11日(木)
    7月の相談日 →  9日(木)
    8月の相談日 → 13日(木)
  6. 川内市医師会立市民病院 患者サポートセンター
    相談窓口開設日時・・毎月第4木曜日 13時~15時(事前予約が必要です)
    6月の相談日 → 25日(木)
    7月の相談日 → なし
    8月の相談日 → 27日(木)

鹿児島産業保健総合支援センターの産業保健専門職(保健師)および両立支援促進員がご相談に応じます。
相談は無料です。両立支援に関するお悩み等についてご相談ください。

事業場内での両立支援教育、体制の整備、規定等の整備、勤務・休暇制度の整備、両立支援の進め方についても、両立支援促進員が事業場を訪問してアドバイスを行いますので、ご利用ください。

詳細
▼両立支援出張相談窓口

https://kagoshimas.johas.go.jp/wp-content/uploads/2020/02/ryouritsushien-madoguchi.pdf
▼鹿児島医療センターがん相談支援センター(リーフレット)
https://kagoshimas.johas.go.jp/wp-content/uploads/2019/05/ryoritu-iryousenta.pdf
▼鹿児島大学病院地域医療連携センター(リーフレット)
https://kagoshimas.johas.go.jp/wp-content/uploads/2019/05/ryoritu-kadasibyoin.pdf
▼鹿児島市立病院がん相談支援センター(リーフレット)
https://kagoshimas.johas.go.jp/wp-content/uploads/2020/02/ryoritsushien-shiritsubyoin-web.pdf
▼済生会川内病院がん相談支援センター(リーフレット)
https://kagoshimas.johas.go.jp/wp-content/uploads/2019/10/ryouritsushien-sendaibyouin.pdf
▼川内市医師会立市民病院患者サポートセンター(リーフレット)
https://kagoshimas.johas.go.jp/wp-content/uploads/2019/10/ryouritsushien-sendaishiminbyouin.pdf

▼治療と仕事の両立支援申込み
ホームページから
https://kagoshimas.johas.go.jp/about/about_category/cat767
FAXから
https://kagoshimas.johas.go.jp/wp-content/uploads/2019/03/ryoritusien-mousikomi-ura.pdf

▼メンタルヘルス対策支援
鹿児島産業保健総合支援センターでは、メンタルヘルス対策に取り組もうとする事業場を支援しています。事業場にメンタルヘルス対策促進員が訪問して、「心の健康づくり計画」の策定、体制の整備、職場環境の把握と改善、管理監督者向けの研修、若年労働者(含む全社員)向けの研修などの支援を行っています。

https://kagoshimas.johas.go.jp/about/about_category/cat426

<労働者健康安全機構情報>

労災疾病等医学研究普及サイトのご案内

労働者健康安全機構では、労働災害の発生状況や行政のニーズを踏まえ、労災補償政策上重要なテーマや新たな政策課題について、時宜に応じた研究に取り組んでいます。

○労災疾病等医学研究普及サイト
https://www.research.johas.go.jp/index.html

令和2年度両立支援コーディネーター基礎研修について

緊急事態宣言が解除されましたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、令和2年度においては、集合形式での実施を見送らせていただきます。
現在、実施方法を検討中であり、詳細が決まりましたら改めて公開させていただきます。

<厚生労働省情報>

令和元年度11月「過重労働解消キャンペーン」の重点監督の実施結果を公表

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_11060.html

「精神障害の労災認定の基準に関する専門検討会」の報告書を公表

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_11305.html

6月は全国安全週間準備期間です

厚生労働省より、今年度の全国安全週間に向けて取り組む方々に対し、新型コロナウイルス感染症対策の留意事項(3密を避ける等)を含むチラシやチェックリストが作成・公開されています。

▼実施要領
https://www.mhlw.go.jp/content/11302000/000608020.pdf
▼チラシ
https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/000635664.pdf
▼チェックリスト
https://www.mhlw.go.jp/content/11303000/000616869.pdf

 

<鹿児島労働局情報>

令和元年・令和2年の労働災害発生状況

○令和2年(4月末速報)

  •  死亡者数は5人で、前年に比べ3人(150%)増。
    休業4日以上の死傷者数は483人で、前年に比べ50人(11.5%)増。

https://jsite.mhlw.go.jp/kagoshima-roudoukyoku/content/contents/r2saigai_2020-0511-2.pdf

<新型コロナウイルス関連情報>

新型コロナウイルス感染症に関する情報(厚生労働省)

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

新型コロナウイルス感染症の大規模な感染拡大防止に向けた職場における対応について(鹿児島労働局要請)

https://jsite.mhlw.go.jp/kagoshima-roudoukyoku/content/contents/2020-0410-1.pdf

新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえた労働安全衛生法等に基づく健康診断の実施等に係る対応について

▼詳細
https://jsite.mhlw.go.jp/kagoshima-roudoukyoku/content/contents/2020-0427-1.pdf

▼新型コロナウイルスに関連するQ&A(企業の方向け)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00007.html

生活を支えるための支援のご案内

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000625689.pdf
※随時更新される可能性があります。

新型コロナウイルス情報~個人と企業に求められる対策~(日本渡航医学会情報)【再掲】

https://plaza.umin.ac.jp/jstah/index2.html

新型コロナウイルスに対する安全対策情報について(日本環境感染学会)

http://www.kankyokansen.org/modules/news/index.php?content_id=328

< 鹿児島県労働委員会>

県労働委員会委員による「労使間のトラブルに関する相談会」の開催

http://www.pref.kagoshima.jp/ea01/sangyo-rodo/rodo/rodoiinkai/assen/soudannkai.html

編集後記

緊急事態宣言が解除されました。COVID-19は医学的には終息していませんが、新規感染者の状況から経済面も考慮した政治的判断です。このまま終息するなら何の問題もないのですが、世界の状況を考えると第2波、第3波の襲来は避けられないようです。過去のパンデミックの状況をみると、14世紀と19世紀のペスト、19世紀末のコレラ、20世紀初のスペイン風邪等はいずれも初波より後の波が強く被害も甚大です。1957年のアジア風邪、1968年の香港風邪、2009年の新型インフルエンザはいずれも初回のみで終息しましたが、COVID-19はどうなるか、気が揉めるところです。

幸いなことに鹿児島では県外からの持ち込み感染のみで感染経路不明がゼロでしたが、自粛が解け人の往来が激しくなると感染者の急増の危険も増大します。医療人の一人としてはCOVID-19検査の検体採取現場スタッフと何よりも治療に当たるスタッフと器具・設備が気掛かりです。加えて重症者を対応することによる通常の診療体制への影響です。臨床の最前線から随分以前に身を引いた内科医としては、出来る範囲の後方支援に精出すぐらいのことであることにある意味歯がゆさも感じています。

産業保健の立場からは、あらゆる職場で感染源とならないよう注意を払うとともにいわゆる3密を徹底して避ける工夫をすることが重要となります。対策の一つとして会議の在り様にも変化が起きています。会議室を広い部屋にして各員の距離を空け時間も短くする傾向が広まり、また一部持ち回り会議が行われています。私事ですが、私も立場上様々な法人や団
体に関与していますが、主導的立場にある任意団体等では今年度の特例として大人数の参集を避け事前に議案書を配布し意見を寄せて貰い、少人数だけで協議するようにしました。一か所に参集して協議する必要があれば、一堂に会することが必要です。しかし、事務局や執行部が議案や提案説明を一方的に行い大した議論もないのであれば、大人数が参集するのは無駄です。過去関係した多くの会議で参加者の大多数が一言も発することなく終了する単なる説明会でした。そのような会は文書回覧等で充分です。今回のコロナ禍でそのような会議が減少し、労働時間を徒に無為に消費することが減少するなら大いに幸いなことです。

また、COVID-19対策としては「スピード感」ではなく迅速に対処することが肝要ですが、必要な施策を煩雑な手続きなくスムースに運ぶ機運も作業現場では出てきているようです。これも会議の在り様と同様、働き方改革の実効性獲得には大いに推奨されることです。「働き方改革」として各種の施策が打ち出されていますが、肝心なのは働く人自身が価値を見出せない生産性のない作業を無くすことです。COVID-19は大いなる人類の危機であり人類への警告でもありますが、捉えようでは改革推進の大きな契機ともなります。

一方、戦後最大の不景気が襲うとの観測もありますが、小企業零細企業の倒産と失業者の急増は所得格差増大となり延いては、特に地方の小企業零細企業に皺寄せが来ることが予想されます。それが立場の弱い底辺労働者の過重労働に繋がるのでは、と強く危惧しています。経済の落ち込み混迷に産業保健としてどう対処するか、それも今後の大きな課題です。